沖縄リベンジ! 久米島編1沖縄リベンジ!久米島編1期間:10月24日(水)~ (1日目) 今年の夏休みのテーマは、「リベンジ沖縄!」である。 5月の渡嘉敷島-那覇では、季節はずれの台風1号のおかげで期間短縮となったので、 あまり沖縄を楽しむことが出来なかった。リベンジに燃えた私は、とーぜんのように 沖縄行きを決めたのだった。 2ヶ月前に福島-那覇便のバーゲンチケットを購入しておいたが、後はまったくの無計画。 リベンジと言うからには渡嘉敷島も考えたが、到着が夕方になるので1日目が潜れない。 短い休みを有効に使うため、飛行機で行ける島に行くことにした。 ドラマ「ちゅらさん」の影響で小浜島に行こうか?と思い、那覇-石垣便を探したが すでに売り切れ。そこで他の便を探すと、那覇-久米島の便が一番、早く到着できるので その便をさっそく購入した。なんだかいい加減だが、こうして久米島行きが決定~♪ 久米島を決めたのには、他にも理由があった。 前回、5月に行った時のJTA機内誌に、久米島の事が載っていた。その中に 「海中鍾乳洞」が紹介されていて潜ってみたいと思っていたし、私が参加している ダイビングの掲示板で、久米島好きの人から「久米島はいいよぉ~。」と聞いていたのだ。 その人からオススメのダイビングサービスを教えてもらい、メールで予約を入れた。 あとは台風がやって来ないことを祈るだけぇ~。まさに神頼み・・・。 さて、出発当日の朝。珍しく?寝坊しなかったので私は、福島空港に車を走らせていた。 忘れ物はないだろな~と考えていたら、なんと車の免許証を忘れているのに気がついた。 「あららぁ、免許不携帯で捕まるぅ~。でも、戻ってたら飛行機に間に合わなぁぃ~~。」 もちろん飛行機には乗りたいので、捕まるのを覚悟しながらも、無事空港に到着。 テロ後のため、荷物検査に時間がかかってしまい(ダイビング機材を全部チェックされた。) さらに手荷物で金属探知器に引っかかって、飛行機に搭乗したのは一番最後だった。 「結局、空港に早く着いても変わんないじゃん。」とボヤきつつも、那覇に向かって 飛行機は飛び立ったのでありました。 前回、沖縄に来た時と同じく、11:30に那覇空港に到着~♪ 久米島行きの飛行機は12:45発なので、空港内のA&W(通称エンダー)で、 ハンバーガーセットを1セット買ったら、袋の中にはなぜか2セット入っていた。 「他の人の分を一緒に入れてしまったんだな。」と思ったが、そろそろ搭乗時間なので 返品する時間も無いし、捨てるのももったいないから全部食べてしまった。ゲプ~。 13:10に久米島空港に到着~♪ ダイビングサービスの車で宿に到着した私は、さっそく受付を済ませて港へ向かった。 10月下旬とはいえ、まだまだ太陽が照りつけていて26℃と暑い。でもサービスの ガイドさんに聞くとかなり涼しくなってきたそうで、長袖のパーカーをはおっている。 住んでるところが違うと、こうも気温の感じ方も違うのねとおもわず笑ってしまった。 さてさて、いよいよ久米島のファーストダイブに出発! 高里マリンスポーツクラブ 「トンバラザシ」というポイントにやって来た。 着水してアンカーロープを伝って潜行していくうちに、急に息があがってきてしまった。 パニックになりそうだったので、「ヤバイ、落ち着け!」と念じて、まず呼吸を整える。 たぶん原因は、初めての場所で潜るために緊張していたのもあるのだが、それと 昼飯を食べ過ぎて、腹いっぱいになっているせいもあるのだろう。やっぱり食べた後は ちょっと休まないとねぇ。。。。。\(__ )反省 落ち着いて周りを見渡すと、美しい珊瑚礁がとカラフルな魚たちの群れが見えてきたので デジカメで撮影しようとしたら、3枚ぐらい撮ったところでシャッターが切れなくなった。 「ありゃ~、バッテリー切れかぁ!?」・・・そういえば、CA(スチュワーデスさんの事ね) と一緒に撮ってもらったり、風景とかいっぱい撮ったものなぁ~。バッテリーも新品に 交換してなかったような。。。。。\(__ )反省Part2 魚を覚えるのが苦手な私が、唯一覚えることが出来たのが「カスミチョウチョウウオ」 ガイドのうっちーの説明が絶妙~。「模様をが富士山に見立ててね、カスミがかかった ような感じに見えるでしょ。だから、カスミチョウチョウウオ。」う~ん、な~るほどっ。 他には、ヒナギンポ、クレナイニセスズメ、モンツキカエルウオ、サバヒー、メガネゴンベ、 さらに体長が1cmにも満たない、サキシマミノウミウシやアオセンミノウミウシも発見。 (もちろん、私じゃなくガイドが見つけたのだが。) 透明度はあんまり良くなかったけど、ま、1本目はこんなもんでしょー。 晩ご飯を食べて、20時からログ付けをするためロビーに集合。 でも、一緒に潜った常連さんは、外へ飲みに行っちゃったので、私一人しか集まらない。 しかもガイドさんが 「今日はちょっと用事があるので、ログ付けはさっさと終わらせちゃいましょう。」と つれない言葉。このサービスでは「ログ付けの時間は泡盛飲み放題」というのがあって それを、か~な~り期待していたのだ。(なにしろ、飲んべえなもんで・・・(^^ゞ) 「え~、用事ってどこかに行くんですかっ?」と聞くと、 「実はまだ秘密なんだけど、東京でやる忘年会で披露する余興の練習に行くんですよ。」 「へぇ~、じゃ、私も暇なんで連れていってもらってもいいですか?」 「そんな事を言うお客さんは初めてだけど、いいですよっ。」 と、いうわけで余興の練習に同行させてもらう事になった。 車でほんの3分の所にある「仲里村農村環境改善センター」に到着。歩いて来れるのだが さとうきび畑の間の舗装道は、街灯も無く真っ暗なのでかなり恐い。そんな暗闇の中で まぶしく光を放っている建物に入っていった。(暗闇に目が慣れてしまったので。) 中ではすでに、太鼓を持った若い人たちが集まっていた。聞くと高校生もいるそうで、 着ているTシャツには「登武那覇」(トンナハ)と書かれている。あとで知ったのだが 「登武那覇太鼓」は沖縄名物・エイサーの久米島の団体で、小さいころから みんなやってるらしい。サービスのガイドさん達は、そのメンバーに太鼓を教わるため 毎週水曜日に通っているのである。で、さっそく練習が始まった。 まずは「登武那覇太鼓」のメンバーが踊るのを見ていた。私はエイサー自体を初めて 見るのだが、その迫力には圧倒されてしまった。手に太鼓を持って叩きながら、 飛んだりはねたり回ったりしている。その中で、大きな太鼓を抱えた少女がすごかった。 私がデジカメで撮影しているのをまったく気にする事も無く、前方を睨みつけていて、 少し恐いくらいに真剣な表情をしていた。大きな太鼓は、特にうまい人が担当するとの ことで、思わず納得。いやぁ~、本当にすごい。 さて、次はサービスのガイドさん達の番である。 まだ練習し始めて数回目だから仕方ないが、比べるとやっぱり見劣りしてしまう。 とりあえず形にはなっているけど自信が無いせいか、腕や足の上げ方にキレが無かった。 実は、私もやってみたいと思っていたのだが、みんな真剣に練習している所に 冷やかし半分でド素人がやるのは、さすがにマズいと思ったのでおとなしく見学していた。 その後、23時近くまで練習は続けられた。私は、ガイドさん達の練習の成果をこの目で ぜひ見届けてみたいと思い始めていた。 (後になって、東京での忘年会に参加してきたのだが、そのお話はいつか書くつもり。) 2につづく→ |